関西女性起業家研究会 第113回月例会のご報告 

今回は 「草木染 紬織の魅力 〜自然から得る色彩、

             そして自然と共生して仕事をすること〜」 と題し
loimi to 代表 染織家 土屋 佳可 様 よりご講演頂きました。

土屋様は人間国宝の志村ふくみさんの下で3年間学び
今年独立されました将来楽しみな若手染織家でらっしゃいます。



草木染に興味を持ったお話や志村さんの弟子時代のご苦労話を伺いました。
でも何よりも、土屋様が実際に自然の材料で染めた絹糸や
また1ヶ月も掛けて織った帯や着物の反物などを
目の前で見せて頂き、手に触れさせて頂き、大変感動しました。
京都弁で言う「ほんまもん」「ええもん」とはこういうものだと。



しかし、やはり染織家でらっしゃる、つまりクリエーターであるがゆえに
技術をを追求したり作品を制作したりの一方で、
その制作資金やアトリエの運営経費を捻出するビジネス展開を
勉強しなくてはならない必要を痛感なさっておられます。
その部分のアドバイスやご意見を皆様から出して頂きました。
いろいろなお話で春のように花が咲き、明るく楽しい月例会となりました。


土屋様からは、どんどん動いて人の縁、人からの情報を得ることが
どれだけ大切かを痛感しましとの感想を頂きました。



私たちも初心に戻って、新年度を迎えなければと
土屋様に教えられた次第です。

土屋様、有難うございました。


いよいよの桜の開花が楽しみになって参りましたが、
皆さんお身体お気を付けてお過ごし下さいませ。

関西女性起業家研究会  いしい佳子

事務局 Office・苑