感動ダイアリー (3)

今日は久しぶりのOFFになりましたので、以前から伺いたかったところに車を走らすことにしました。

その行き先は福知山の三和町にある「筆アート・花」です。こちらは熊谷恵子さんが主宰されている書のギャラリーでお嬢様の書道家である美穂さんの創作スタジオでもあります。



ここで、もしかしたら?とお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんね!そうなんです!Office・苑のホームページの題字「Office・苑 〜出会いが、感動が、人を育む。縁を大切に〜」を美穂さんに書いて頂いたのです。

皆さんもHPを開いて頂く度に、必ず目にして頂いてるとは存じますがやっぱりパソコンで作成した字でなく、心を入れて書いて下さっただけに字が生きていると思われませんか?この生きた書によってHPが元氣に活かされている所以であるのです。

どのようなご縁でというと実は、お母様の熊谷恵子さんが関西女性起業家研究会設立当初からの会員さんで月例会で書をどのようにビジネスに結びつけるかというプランをプレゼンして頂いたのです。その時に初めて美穂さんの書を拝見し、まさに一目惚れだったのです。そして、皆さんに配って頂いた書(コピーですが・・・)「根氣 元氣 暢氣」は今もうちの事務所に掲げてあります。

いつもこの書に励ましてもらっていて、見る度に書の通りに三つの氣が湧いてきます。これも字が活きているからなんでしょうね!本当に有難いです、感謝です。

先日、京都市内では待ちに待った桜が開花しいよいよ春爛漫といったところで福知山三和町の桜も楽しみにしていたのですが、なんと一輪も桜の花が咲いていなかったのです。

画像でもご紹介させて頂いているようにつぼみでした、残念!

でも京都市三和町と40キロくらいしか離れていないのにこうも桜の様子が違うとは・・・驚きです。しかも、この日はあいにくのお天気で冬に戻ったようなj寒さでした。でも、急な私たちの訪問を暖かく迎えて下さいましたしそれも久しぶりの再会だったのでとっても嬉しかったです。

「筆アート・花」は、道路から小高い山(いえ、丘かな?)に登っていく途中にあって見渡しよくて自然がいっぱいというところで、なんかホッとするところです。画像をご覧になって下さい。このお庭にもう少し先の5月頃ともなるとお花が咲き乱れるほどいっぱいになるのだそうです。きっとお花によって五感がいっぱい呼び起こされて心も体も癒されることと思います。まさにフラワーセラピーですよね!またその頃に寄せて頂きたいです。

でも季節ごとのよさがあって、こちらでは先立ってネコヤナギの突然変異でネコヤナギに耳のような花が咲き、まさに可愛いねずみが連なっているようなネコヤナギになっていたそうです。これは本当に珍しく、新種として名前を認定されるようです。結構な話題になり数社の新聞社の取材があったらしいです。もちろん京都新聞にも大きく掲載されました。皆さん、ご存知でしたか?

でも今日はその見頃も過ぎてしまっていて可愛いねずみがボウボウのねずみか、はたまたやっぱりネコになった状態でしたが、少し面影が残っているのがお判りになりますでしょうか?

このようにお庭も広く心のこもったガーデニングもなさっているので三和町の観光スポットになるのも当然ですね!何よりこのお庭、人の手を借りず全て熊谷さんご自分でなさっているのがスゴイ!

大きなデコなんかも作ったり、設置したりで、さらには畑もなさっているのですから。今年は基本に還る、この志、此処にありですよね〜(見習わなくては・・・反省です)

パワフルなお母様とソフトなお嬢さん、それがいい感じなんですよね〜!そして、ギャラリー(おうちでもありますが)にお邪魔させて頂くと自然の延長というか、自然と一体化しているような感じを受けます。お庭や遠くの景色までが見渡せるからだと思うのですが。大きなテーブルがあるところで黒豆コーヒー(丹波の特産)を頂き奥のお部屋では美穂さんの作品がたくさん並んでいて拝見致しました。

画像でご覧頂いているのは一部ですが、どの書にも心に響く言葉があります。その言葉は美穂さんの筆によって息が吹き込まれ、生きているのです。そして私たちの心に感動を与えて頂いてるって感じです。元気になれます、そしてピュアになれます。きっとそれは自然の中から生まれ、(もちろん書は自然から出来ている墨や筆や紙であり)美穂さんの素朴で純粋な心から生まれてきたからなのでしょう。

画像の「祇園小唄」の書もレイアウトの意味もあったり京都を表すのには一番!実は、美穂さんの書が京セラの稲盛会長の目に留まり是非とも京都らしい書をというリクエストがあり、この書と同じものが稲盛会長や世界中のVIPがお泊りになる有名ホテルのVIPルームにあるそうです。そこには泊まれませんが、書はこちらでご覧になれますので是非どうぞ!

今日は一つ、とっても気に入った書がありました。「氣」という一字の書でしたが、力強く私たちに見えないエネルギーが伝わってくるようでした。自然を大事に、感謝の気持ちを、見えないものを大切に、などのOffice・苑のコンセプトが一字に凝縮されているようでした。

このように美穂さんの書は本当に素晴らしい!彼女は最年少で日展に入賞されただけあってさすがです!これはもう実際に足を運んで自然を感じ、書を感じて頂くしかありません。五感を使っていっぱいいっぱい体で感じ心に感じて下さい。

これからの超五感観光スポットです!また三和町についてはネットで検索すれば情報が出ますし「筆アート・花」を越して丘の上には「三和荘」というNPOがされてる宿泊施設もあります。また此処もいい!温泉あり運動施設(テニスコートや体育館など)あり散策コースあり!京都市内からも車で1時間くらいでアクセスもよし!是非、三和町へ!

伺って本当によかった〜!!今度はもっとお花がにぎやかで暖かなときに伺いま〜す!熊谷恵子さん、美穂さん、どうもありがとうございました。益々のご活躍、心よりお祈り申し上げます。