関西女性起業家研究会 第86回月例会のご報告 6月12日

今回は「女性起業家、アフリカ ダーバンへ飛ぶ!〜 めったにない体験談を聞こう!〜」 と題し

当会員の、株式会社 アイレックスジャパン 寺本 悦子 様に講演頂きました。

寺本様の本業はマスカラ製造販売ですが、去年秋にボランティアで食育をテーマで南アフリカ ジャパンフェスティバル2012 に参加されました。そのいきさつから、準備から、現地でのご苦労、また南アフリカの現状、日本との違いなどお話の尽きることのないほど語って頂きました。

それはもう今の日本では考えられないこと、つまり日本は平和ボケしているといううことが実際体験なさった寺本様から訓えられました。

例えば、日本から送ったお米や備品が半分以上無くなっていたこと、衛生上、全く水を口に出来ず、またトイレにはお金が要る、都会とそれ以外の地域の差、貧富の差、1日で春夏秋冬が来るような寒暖、温度差、安全とは言えない環境、など世間の話でわかっていることもありますが、あらためて「そうなんだ!」と。

一番強烈だったのが、「お米を120K欲しい。これだけあれば2,000人が2年食べていける。」と言われたそうです。えっ〜、どうやって?と想像できないくらのレベルです。

やはり世界を知ること、外を見ることで何か自分の仕事のプラスにしていく原動力になったのは間違いありません。

また、やはりいろいろなハプニングで大使館のお世話になられたそうで
日本は護られていて何かの時には有難いものです。そのお蔭で、寺本さんは自身のビジネスも展開できるになったのもさすがです。

スケールの違う大局を見ることが大切であると感じたお話でした。参加された皆さんが「まだまだ頑張るぞ!」とおっしゃっていました。寺本様、有難うございました。

来月は毎年恒例の納涼会です。宜しくお願い申し上げます。