関西女性起業家研究会 第95回月例会のご報告



今回は 「今日美人と京都の美しい染め
      〜 新緑の嵐山より 〜 」
 をテーマに




株式会社 染工房 夢祐斎
代表取締役 染師 奥田 祐斎 様
 よりご講演頂きました。







またさらに工房にて染め体験までさせて頂きました。










お天気に恵まれ、嵐山は素晴らしい新緑の時で
工房までに清々しい気持ちになりました。











もとは料理旅館であったところを工房として構えられ
嵐山という自然と純和風の趣と
そして奥田様の独自の染の作品が
何とも五感に響き、京都の匠の技を目の当たりにし
大変な感動を受けたひと時でした。


















奥田先生から、黄櫨染(こうろぜん)という技法を再現されたこと
京都の水がすべての伝統工芸や産業、そして歴史を支えてきたということ
西洋の染は、もとはといえばすべて京都の染からであろうこと、

またエルメスの社長さんが見学に来られたこと、
ルーブル美術館で作品展をされたこと、などなど

京都を見直さなくてはならないことをいろいろ教えて頂きました。













黄櫨染は天皇だけがまとった衣に施した染で
何と光に当てると色が変わるという染です。
実際、その染を再現されたお着物に光を当てると
グレーから紅色といううか赤紫に変わったのです。
(画像にある桜のお着物です。)
こんな染がそんな昔からあったなんてすごいです!
やはり日本の技術のDNAは受け継がれているのでしょう。







そこに現代のアイディアがプラスされ
奥田先生がいろいろとチャレンジされ素晴らしい作品を生み出されています。














また工房にて体験させて頂きましたが
いかに感性が大切で、それが正直に表現されると感じました。
そして、奥田先生の感性と職人さんの手仕事、そして奥様の恵美様の支えで
この工房と作品などがオーラを放っているとも感じました。




是非、皆さんも機会がありましたら足を運んでみて下さい。
見学や体験など、前もってご連絡を。




染工房 夢祐斎
075−881−2331
www.yumeyusai.jp







工房からの嵐山の景色は素晴らしいです。
今は青もみじですが、きっと秋の紅葉は絶景でしょう!











奥田先生、奥様の恵美様、職人さん方々
本当に有難うございました。



今日の感動を京都人として
一人でも多くの方にお伝えしていこうと思います。













来月も宜しくお願い申し上げます。




関西女性起業家研究会  いしい佳子 

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