関西女性起業家研究会 第48回月例会 9月11日


芸術などを楽しむにはいい季節、秋がやってきました。
京都には特に伝統工芸が多くありますが後継者や需要の減少などで厳しい情況です。

そんな中、今回は伝統工芸をご夫婦で大切に残し伝えようとされている当会会員さんの二方屋・白井様にプレゼンテーションして頂きました。

みなさんも仏具鳴り物としてご存知だと思いますがこれまでとは違った発想で、ミニサイズの「舞妓りん(5.8cm)」「CORIN(4.3cm)」などどこにでも持ち運びが出来たり、いろんな使い方が出来たりします。
今日は実際持ってきて頂きましたので手にとって、そして鳴らしてみると、何よりいいのが「音」!!五感に、心にいつまでも響きます。何とも心地よいのです。癒しにつながり、先祖にもつながり、何とでもつながるような「和」を感じました。これぞ、まさに「和音」?


やはり、自然のものから手仕事で出来ると、音までいいのです。しかし昔ながらの製法で、手間暇掛かっているので1ヶ月に出来る数が限られていて、しかもそれだけにお値段もUPします。そんなにどんどん数が出るのではありませんが、売れないと、続かないし・・・また、この伝統工芸の伝承をどうするか、即席で人が育つわけはありません。

このような白井様のこれからの事業プランをどうするか?皆さんでいろいろ熱い意見交換をして頂きました。とてもいいアイディアや視点を少し変えた発想など・・・やはり皆さんで語ると本当にいろんな意見が出るもんですね!
白井様、参考になりましたでしょうか?

伝統工芸は、京都の、いえ私達の、財産です。皆さんで残していこう、というう気持ちが大切ではないでしょうか?また是非、ご意見などありましたらお寄せ下さいませ。白井様の工房も見学できるらしいです。詳しくはホームページ(http://www.futakataya.com/)をご覧下さい。

さて、来月の月例会は・・・これも芸術・文化を楽しむ秋にぴったり!!高麗茶道をご紹介頂きます。講師はその道の第一人者の 申雅孔 様です。実際にお茶を頂き、韓国の文化や歴史を、そして女性としての申様の生き方、仕事のご苦労なども伺います。

お茶を頂きますので、参加費は従来よりはUPしますがまたとない機会ですので是非ご参加下さい。
場所はお茶室のある和室をご用意しますので京都テルサに変更致します。お間違えのないよう宜しくお願い致します。

詳しいご案内は、追ってお知らせ致します。

では、皆さん
秋の深まりとともに秋を楽しんでお過ごし下さいませ。
くれぐれもお身体ご自愛のほどを。