関西女性起業家研究会 第41回月例会報告 1月9日

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

年初の月例会は、皆さんのリクエストで毎年恒例になりました、「今年はどうなる?こうなる!」シリーズを、僭越ながら、いしいがミニ講演会をさせて頂きました。昨秋のサブプライムローン問題から端を発し、新年に掛けて景気や雇用の悪化など、大変な状況になってきましたが、これをきっかけに、大きな転換期に来ているのではないでしょうか?


経済だけではありません。教育、福祉や家庭、安全、など問題が山積状態。しかし、これら全ては、我々のこれまでやってきた負の結果であって、悪いという状況は表であって、対極の裏には当然ともいうべき状況とも考えられます。そんな中、私たちは、社会では起業家であったり、お勤めであったり、家庭では妻であったり、母であったり、それぞれの立場を持っています。


その立場には最低限度の責任があり基本があります。その基本に還り、その責任を果たすことから再スタートすべきです。そうするとつながりが生まれ、また成長し、継続していく。人間も先祖から親、そして子々孫々と・・・。そして、いつも私たちを支えてもらってる自然と共に・・・。


で・・・、今年は己丑年ですが、陰陽五行の基本から、己→土、丑→土、ということは・・・、
土の特性や土から想像できるもの、あるいは土を使った漢字を思い出すと、いろいろヒントになることが出て来ます。


土の特性ー堅い、固まる、土の中にエネルギーがたくさんある(地球なども然り)、土から想像ー人は土に還る、足元にある、踏まれる、地に足を付ける、農業、土の漢字ー基本、土台、墓、みんな地球でつながっている(地続き)、挙げればきりがありませんが、共通なポイントは、「基本に還る」それは「つながり」を生む、といううことが言えるのではないでしょうか?


先にお伝えしました、それぞれが立場で基本に還り責任を果たすことで、それぞれの組織のつながりが生まれる、経営者と従業員、親と子、先生と生徒、政治家と有権者、債務者と債権者、お客様と業者、などなど、それぞれの基本的な責任がありそれを果たすことでつながりが出来る、自分のことだけ考え相手に不平不満を言ってるとつながらない、その立場ですることでつながりを生み、何か出来ないことも出来るのでは。


このようなことを中心にお話致しました。個人が出来ることはしれていますが、ちょっとしたことでもいいです。地球を踏みしめてウオーキングをしようとか、ガーデニングを使しようとか、などなど・・・、今年1年「土」を意識して過ごしてみて下さい。きっと何かのつながり何かを生むことを感じると思います。


(長くなり申し訳ありません)


例会の後半は短い時間でしたが、皆さんの今年の抱負を語って頂きました。百年に一度の大変な不況とおっしゃいますが、それに立ち向かっていくような、皆さんの前向きな熱いハートが伝わってきました。また久しぶりに参加して下さった方もおられて、その方々の近況を伺うと、前向きに次の段階を考えたり計画したりで、新年から大変嬉しく思いました。

この会に参加して、いつもプラス思考になるとか、元気になるとか、勉強になったとか、仲間といろいろな話ができる、いろいろなご縁が・・・、と、何か掴んで帰って頂ける会になりますよう、今年も頑張ってまいります。特に今年3月には「ぎおん石」で例会をさせて頂く予定もあり、場所を変えたり、テーマに工夫をしたり、いろいろチャレンジしていこうかと存じます。何卒、ご協力ご理解のほどを何卒宜しくお願い申し上げます。