感動ダイアリー13


ゴールデンウィーク真っ只中、5月3日です。
待ってました!と言わんばかりのとってもいいお天気です。

これまでなかなかゆっくりと自分ための時間が取れなかったのですが、今年は少しでも自分磨きというか、心身ともに英知を養いたく思っています。今日こそはと、以前より行きたかった京都国立博物館長谷川等伯展」に足を運びました。

残念ながら、博物館の中の画像はありませんが、50分待ちなんて吹っ飛ぶくらい、とっても素晴らしかったです。一挙80作品を公開されたのですからスゴイ!ゆうに1時間半余り見惚れていました。

屏風絵を見ていて、どうしてここまで心に感じるものがあるのか?自分で答えを出したくても、偉大過ぎて言葉になりません。今も考え中・・・。私が見所を申し上げるより、一度このサイトでご覧になって下さい。

http://tohaku.exh.jp/highlight.html

しかしながら、今言えることは・・・。等伯桃山時代の華やかな絵から、仏教を意識した絵、そして水墨画を極めるに至る屏風絵を見ながら、私なりに彼の歴史を感じました。誰でも何かの変化には必ずきっかけがあるはずです。それはある人物や出来事などの縁だと思いいます。等伯も例外でなかったようです。しかしそのエネルギーは半端じゃありません。例えば、重文の仏涅槃図がそうです。縦10m、横6mの大きさで圧倒されます。こんなものを400年も前の人が描くなんて想像もつきません。

このエネルギーはやはり・・・。息子さんを26歳という若さで亡くなられたときに描かれたものです。等伯の思いがここに込められているのですね〜。人の思いが人の気を高めるバロメーターになっているいい例です。人ってすごいです!無限の氣(エネルギー)があるようで!

どんな人もあるはずですよね?それを引き出すにはやはり感動ですよね?(もちろん、感動っていいことや嬉しいことばかりではなく、良くないことも辛いことなどもですが・・・)やはり五感で感じ思うことが大切だとあらためて知らされました。これが先ずは一つの答えと言っても間違えではありません。何でも諦めず、成せば成るです!!

今年はもっともっと五感をいろんな所で活かし、さらなる答えを見つけたいと・・・薫風とともに帰ってきた次第です。皆さんのゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?薫風を感じて頂けましたか?