関西女性起業家研究会 第56回月例会 報告 6月11日

今回は当会会員 株式会社ダスキン京女 伊藤幸岐子 様 から

「 京都〜佐渡〜京都、そして喫茶〜お寺〜ダスキン
幸岐子の泣き笑い人生、支えているものは?! 」 

と題して、ご講演頂きました。これまでの伊藤様の40数年の人生を伺い、想像以上のご苦労をされていますのに大変明るくて笑顔でしかも竹を割ったような考え方で前向きだということに感動しました。女性として、長女として、母として、経営者として、それぞれでのご経験があってこそだと思います。

長女として生まれその家を手伝い、佐渡のお寺に嫁ぎよそ者扱いの嫁としてだけのお役目を全うしようも認められず、京都に帰って来てお母様の会社を手伝い、経営の一番しんどいクレーム処理や現場での従業員との関わり方などをコツコツ経験を積み重ねて来られたお話には、「スゴイ!」の一言です。果たして私にそれが出来るだろうかと考えたとき、答えは「NO!」です。

そして「お掃除」という人が好んでしないお仕事がいかに大変か、だけれどもいかに素晴らしいお仕事か!!しかしながら、伊藤様が「今の私があるのは、この経験をしたから」と、おっしゃいました。だからこそ、女性が仕事を持つことは多かれ少なかれ、やっていることが違っても伊藤様のお話に共有するところがあって共感できるのでしょう、感動するのでしょう。

そしてもう一つ!「子供が居たからここまで頑張れた!」ともおっしゃいました。子供を持ちながら仕事をなさっている方は肯いてらっしゃいました。それも大きいと思います。今日は伊藤様に勇気付けられました。そして私達はまだまだ甘い、頑張らなくてはと気付かされました。

人、仕事の原点に戻れるお話を頂き、伊藤様には感謝です、有難うございました。

また後半はお掃除プロからお掃除のコツやポイントも教えて頂いたり、さらには裏話も頂き、まさにテーマ通りの泣き笑いの月例会になりました。そして、これから梅雨時というときに、皆さん明るく元気になって頂けたのではないでしょうか?有難うございました。